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僕はずるい人間です。

 

山にトレイルランニングに触れる前は山梨、そしてこの甲府が好きではなかった。

いや、この地にまったく関心がなかった。

この地を囲む高い山ではなく都会の高いビルに未来を求めた。

 

人生はわからないもの。

 

1枚の写真から人生が大きく変わった。
ザックを背負い不整地を苦しみながらも楽しそうに走る写真。

 

理屈ではなく一瞬にして心を奪われた。

 

そして初めて自分の気持ちで山梨の山へ。

 

走るリズムに合わせアスファルトでは聞くことのできない足音を聞く。

 

呼吸は乱れるが楽しんでる自分がいた。

 

人生はわからないもの。

 

僕は素晴らしい地にいるんだと気づく。

 

ひとりぼっちで始めたランニングも今ではたくさんの仲間ができた。

 

道がまっすぐ。

 

僕のようなずるい人間でもたくさんの方々と繋げてくれたランニングのような存在になりたい。

 

人生はわからないもの。

だけど道がまっすぐ伸びている。

 

 

 

だからいっしょに走りましょう。

 

2016年4月吉日

店長　小山田隆二

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